英検®︎5級を受けようと思うねんけど、どんな問題が出んの??
英検®︎5級ってどれぐらいのレベルなん??
英検®︎の問題ってリニューアルされるって聞いたけど??
こんにちは!ハイチュウです。
今回は英検®︎5級について、
- どれぐらいのレベルなのか
- どんな問題形式なのか
- 2024年の問題形式リニューアルによる影響
- 合格ライン
を英語専門塾講師&AI教育アプリ開発・運営者の視点から徹底解説させていただきます。
これから英検®︎5級を受けてみる!という方は、ぜひ参考にしてください。
英検®︎5級のレベルはどれくらい?
中学初級レベル?小学生でも取得できる?
英検®︎公式サイトによると、英検®︎5級のレベルは「中学初級程度」とされています。
昨今は小学校でも英語教育が施されるようになりましたが、一昔前までは本格的に英語を学習するのは中学生になってからでした。
その影響で、最初の英検®︎級である5級は「中学初級程度」となっているのかと思います。
逆にいうと、小学生でもきちんと学習・準備さえすれば、合格できる試験になっております。
問題文の漢字にふりがなもふってあるので、そういう意味でも小学生でも安心して受験できる試験になっております。
英検®︎5級はどんな問題形式なの?
では次に、英検®︎5級が具体的にどんな問題形式かをご紹介します。
二次試験は無し!全て選択式!
「英検®︎の試験って二次試験があるんだっけ・・・?」
とお思いになった方がいらっしゃるかもしれませんが、5級に関しては、一次試験のみで、二次試験はございません。
二次試験は3級から登場します。
そしてその一次試験では、リーディング25分(英文や文章を読んで解くテスト)とリスニング約20分(英語の放送を聞いて解くテスト)のテストを順番に行います。
どちらの試験も、基本的には4つの選択肢による選択問題(リスニングの一部のみ3択問題)になっております。
記述問題は一切無いので、安心してください。
また、リスニングに関しては、全ての放送は2回ずつ流れます。
問題形式詳細まとめ
制限時間 | 測定 技能 | 形式・課題 | 問題数 | |
25分 | リ ー デ ィ ン グ | 短文の語句空所補充 | 文脈に合う適切な語句を補う。 | 15 |
会話文の文空所補充 | 会話文の空所に適切な文や語句を補う。 | 5 | ||
日本文付きの短文の語句整序 | 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並び替える。 | 5 | ||
(約20分) | リ ス ニ ン グ | 会話の応答文選択 | 会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数2回、補助イラスト付き) | 10 |
会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える。 (放送回数2回) | 5 | ||
イラストの内容一致選択 | 短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ。 (放送回数2回) | 10 |
2024年度の問題形式リニューアル
そして、英検®︎は2024年度から一部の級で問題形式がリニューアルされます。
しかし、5級は今回のリニューアルの対象外になっております。
以前5級を受験したことのある方は、問題形式の変化はないので安心してください。
合格に向けて!塾講師の視点から解説
では、合格に向けて具体的にどのような準備・対策をすればよいかを塾講師の視点から解説いたします。
合格ラインはどれくらい?何問正解すればいいの?
英検®︎1級の合格ラインは、一般的に正答率60%程度とされております。
ただし、これは問題数の60%を正解できればよいというものではありません。
そのときの試験結果によって、配点が変わってくるためです。
あくまで参考程度に、それぐらい正解できればよいと考えておきましょう。
合格までに何日くらいかかる?どれぐらい勉強したらいいの?
「5級に受かるためにはどれくらい勉強したらいいの?」
という質問をよくいただきます。
参考までに、私が塾講師として組んでいたカリキュラムをご紹介いたします。
中学校1年生でそれまで塾や英会話教室に行っていなかった、英語初心者の生徒が入学しても、最初の第1回試験(6月頭ごろ)に間に合うように組んでおりました。
そしてほとんど全ての学生が、合格されていました。
つまり、英語初心者でも数ヶ月勉強をすれば、合格できる試験になっております。
まとめ&塾講師の雑感
英検®︎5級は、英検®︎最初の級でもあることから、目指せば誰でも合格できる級と言っても過言では無いでしょう。
しかし、私といたしましては最善・万全の準備を施していただきたいと思っております。
なぜなら、英検®︎5級を受ける受験者のほとんどは、5級に合格すれば4級以上の級を目指す志を持っているはずであるからです。
5級を最終目標にするのではなく、5級はあくまでも通過点、その先の目標も視界に捉えながら準備をしていただきたいです。
そうなると、5級に関してはただ単に合格を目指すのではなく、満点を目指して欲しいと思っております。
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