【2024年リニューアル対応】英検®︎1級の問題形式を徹底解説

• どれぐらいのレベルなのか
• どんな問題形式なのか
• 2024年の問題形式リニューアルで何がどう変わるか
• 合格ライン

を英語専門塾講師＆AI教育アプリ開発・運営者の視点から徹底解説させていただきます。

初めて英検®︎1級を受けてみる！という方も、以前英検®︎1級を受けたことがあるけれど、2024年度リニューアル後は受けたことがない！という方も、こちらの記事を参考にしてください。

英検®︎1級はどんな問題形式なの？

準1級からの変更点・ポイントは以下の２点です。

1. 専門用語・知識が多数登場
2. 圧倒的な情報処理能力が必要に

順番に詳細を見ていきましょう。

英検®︎において、文法表現は準1級の時点で全て登場しているため、1級で新たに登場する文法表現はありません。（すなわち、文法は「できて当然」という扱いになっております。）

一方で、単語・熟語は多数登場いたします。

実際、英検®︎準1級合格に必要な語彙数は8000語前後と言われているのに対し、1級は15000語近く必要と言われております。

準1級に合格している人でもそこから語彙数を倍近くまで増やさないといけないということですね。

これが英検®︎1級が難しいと言われている理由の一つになります。

そして、英検®︎は2024年度から問題形式がリニューアルされます。

1級もそれに伴って一部問題形式が変更されています。

すでに英検®︎1級を受験されたことがある方も、要チェックです。

赤がけの部分がリニューアル点ですので、よく確認してください。

英検®︎1級の合格ラインは、一般的に正答率70%程度とされております。

ただし、これは問題数の70%を正解できればよいというものではありません。

そのときの試験結果によって、配点が変わってくるためです。

あくまで参考程度に、それぐらい正解できればよいと考えておきましょう。

「1級に受かるためにはどれくらい勉強したらいいの？」

という質問をよくいただきます。

もちろん、受験者の能力や勉強に取り組める時間にもよりますが、英検®︎準1級に合格された方であっても少なくとも1年程度の準備は必要になるかと思います。

英検®︎1級はたまたま問題が簡単だったor自分が解きやすい問題に当たった等でラッキーで合格することはほとんどありません。

ですので、着実に準備をし、ある程度合格を見込める状態で試験に臨む必要がございます。